すっかり変わってしまったタワレコでスティングのことを思う概念
先週末。
新宿で夕方に映画を一本観て、その後もう一本観る予定で少し時間が空いていたので、久しぶりにタワレコ新宿店に行きました。
数年前までは仕事帰りも含めほぼ3日に一度くらいのペースで通い、週末ともなると10階のDVD・サントラ売り場から7階まで下がって、その後10階までまた戻りながらそれぞれの階で気になったものを購入する、という幸せな時間を過ごさせてもらった本当にお世話になったお店です。
しかし昨今のデータ購入の手軽さにかまけてCDを買う機会もめっきり減ってしまい、それに呼応するようにタワレコに行く機会も減り、今では半年に一回くらい行くだけの場所、しかもその場ではほとんど購入せず、試聴でただただ時間を潰すだけの場所になってしまいました。
そして今回久しぶりに行ってみると、店のレイアウトから各階の構成まですっかり変わってしまっており、デトロイト・テクノやアヴァン・ポップのコーナーなんてもはや消失していて(見つけられなかっただけかもですが)、代わりにアニメ・アイドルコーナーが大幅に拡張されていました。
もはやCDで売れるものと言えばその種の音楽ばかりになってしまったので、それはそれで仕方ないというか、売り場構成を見ると今どんな音楽が求められているのかダイレクトに分かるのでむしろ興味深いくらいです。
自分は地方の出身なので、東京に出てくる前は、東京のCDショップに強烈な憧れを抱いていました。
思春期の頃はとにかく洋楽を聴きたいと思い、中1の時に地元の本屋でスティングを買って(新作がスティングしかなかった)、一度聴いてそっと机にしまいました。今でも実家の机の引き出しの中にはスティングが入っています。
自分は洋楽なんか聴く資格はないんやと思い、それから高校に入って隣町のCD屋に行くまで洋楽は一度も聴きませんでした。
田舎じゃ聞けない音楽が東京にはあるんだと、雑誌なんかをパラパラめくってはどんな音楽なのか夢想していましたし、実際に東京に出てきてタワレコに初めて入った時はおおいに感動しました。
洋楽といえばブルース・スプリングスティーンとスティングぐらいしか置いていない地元の本屋とは違い、聴いたこともないジャンルの音楽がそこにはありました。
東京に出て、大学の在京の友人に色々と教わりながら多くのジャンルの音楽をとにかく買っては聴き、聴いては売ってまた買う。
そのような情熱がもうすっかりと薄れてしまい、今のタワレコの、まるで地元の本屋のラインナップのような売り場を見て、ふと初めてスティングを買った日のことを思い出した次第です。
と、感傷的なことをつらつら書きましたが、それでも音楽は聴いています。
残りは最近聴いている音楽を無駄に紹介して終わりたいと思います。
本日もお疲れ様です。
The Emperor Machine - Bodilizer Bodilsizer - YouTube
The Emperor Machine です。新作も面白いですが。この曲が好きです。ファンキーだからです。
DOPNESS TIME :: こうなるの - YouTube
鎮座DOOPNESSは顔が好きです。
ボニー・ピンク感が好きです。あとここだけ見ると本当に意味不明で好きです。
Casey Abrams & Haley Reinhart - Hit The Road ...
Hit the road jackはこのカバーが好きです。
tofubeats - おしえて検索 feat.の子(from神聖かまってちゃん)(official MV ...
検索したいです。