スポーツギターの概念

一般的なスポーツギター以外の話

2013年の新作映画ベスト10をやりたい概念

お疲れ様です。

今年もあと3日ということで、特にどの方面からの要請もありませんが、

個人的な新作映画のベスト10を発表したいと思います。

 

今年は昨年よりはかなり多く新作映画を見ることができたので、

どんなもんだろうとさっき計算してみたら全部で61本でした。

 

最初に観たのが『ルビー・スパークス』で、最後に観たのが『ゼロ・グラビティ』です。

 

洋画が41本、邦画が20本で、思ったより邦画を見てますね。

アニメは10本で、今年はアニメの新作も多く公開された年でした。

個人的にはもっと見てるかな~とも思ったのですが、多分それだけアニメの新作多いなーという印象があったんだと思います。

 

まとめてて思いましたが10本って思ったより少ないですね。今年は傑作がそれだけ多かったんだと思います。

さてそれでは10位から一気に発表したいと思います。

 

 

10位『イノセント・ガーデン

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監督:パク・チャヌク

今年はミア・ワシコウスカが地味にブレイクした年だと後年になって語り継がれる年だと思いますが、その中でも主演の『イノセント・ガーデン』は特に良かったですね。

この女優独特の処女感と狂気の同居感が良く出ていたと思います。なんか汚らしいっとか言ってすぐ殺しちゃうみたいな感じ。

特にラストの警官とのやりとりはめちゃめちゃ好きなシーンで、今年ベストキュートな感じだと思います。

 

9位『横道世之介

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監督:沖田修一

吉高由里子に対してはこの映画を見るまでは別になんの感情も持っていなかったのですが、この役がすごく良かったので、後で他のバラエティになんか出てるのも色々見ましたが、なんかすごく自分勝手で身勝手だけど、もうええわ、うん、許す、かわいい。ってなっちゃう感じがすごく付き合うと大変そうだと思いました。

 

8位『劇場版魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語』

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監督:新房昭之

この映画の中で何度も使われる「概念」というフレーズが気に入ってブログのタイトルにしました。

一時期全てを「概念」で済ますほど自分の中で流行っていましたね。

ブレイクダンスとかマジカルバナナとかラストのどんでん返しとか見どころも多い作品でした。

 

7位『ザ・マスター』

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監督:ポール・トーマス・アンダーソン

ポール・トーマス・アンダーソン監督は前作の『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』からの新境地というか、明らかに前作から映画の題材が変わったと思いますが、基本的には「人間の追い込まれた感じ」を如何に出すか。みたいなところは変わってないかと思います。

追い込まれた人間の鬼気迫る表情は可笑しく、悲しげで、とる行動は時には笑いも誘いますが、だからこそ画面から受けるエネルギーは凄まじく、今年観た映画の中では良い意味で一番疲れました。

 

6位『エンド・オブ・ウォッチ

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監督:デヴィッド・エアー

今年一番純粋な意味で楽しめた作品でした。

POV作品を今年はたくさん見ましたが、その中でも撮り方のアイデア含め傑作だと思います。

ジェイク・ギレンホールはもう完全にムキムキ路線ですね。『ドニー・ダーコ』が懐かしい。

 

5位『かぐや姫の物語』

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監督:高畑勲

『夢と狂気の王国』とセットで観るといいと思います。

約8年もかけた作画を堪能でき、の割に蛋白かつ的確な演出を楽しめるだけで十分にお金を払う価値のある作品だと思います。ラストは特に痺れた。

 

4位『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ

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監督:デレク・シアンフランス

高級菓子のような名前の監督ですが、前作の『ブルー・バレンタイン』に引き続きライアン・ゴズリングとタッグを組んだ本作は甘くはなかったです、みたいな調子のいいことは言いたくないのですが、言ってしまいました。

ほぼオープニングの長回しのシーンだけで4位です。

 

3位『恋の渦』

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監督:大根仁

友人に誘われて観に行って本当に良かった。

席も最前列の一番右側のさらに追加席だけど本当に楽しめた。

大学時代の知り合いが出演しているということも含めた体験として3位です。

 

2位『地獄でなぜ悪い

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監督:園子音

浅草のしたまちコメディ映画祭で鑑賞しました。

かなーり後ろのほうの席で、視聴環境が良かったとはいえないのですが、なんというか観ていたらどんどん画面のほうが近づいてくるかのような映画自体の勢いと「やったれ感」に打ちのめされました。

 

1位『欲望のバージニア

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監督:ジョン・ヒルコート

アメリカ禁酒法時代にバージニア州フランクリン郡で密造酒を売る「不死身の3兄弟」ことボンデュラント兄弟。

これだけでもうお腹いっぱいというか、トム・ハーディがかわいいというか、デイン・デハーンミア・ワシコウスカとか旬やなーというか、ガイ・ピアース怖すぎというか、ゲイリー・オールドマン渋すぎというか、やっぱりトム・ハーディがかわいくて大満足な映画でした。

 

以上です。ちなみに次点は『凶悪』『ゼロ・グラビティ』『SHORT PEACE』『ビル・カニンガム ニューヨーク』『船を編む』です。

 

最低は『R100』(松本さん!どんな視点で観ても面白くなかったよ!)

 

ということでお疲れ様でした。

来年も平和で新作映画が多く観れる年になりますように。