ローマでアモーレしたい概念
ローマでアモーレとかすごいしたいじゃないですか。
それはもうすごいしたいですよ。
最近知り合いもイタリア旅行行ってなんかアモーレだったらしいし、エスプレッソとか毎日飲んでるしもはやほぼほぼ自分自身はアモーレな感じはあるけれども、やっぱり本場でアモーレしたい。
でもまぁそうは言っても、ね、なかなかこの師走の忙しい時期に軽くアモールことなんてなかなか難しいわけで、もうね、ウディ・アレン『ローマでアモーレ』でも観てね、一人家でアモールのが関の山だと思うわけです。
しかもですね、『ローマでアモーレ』には好きな俳優のジェシー・アイゼンバーグもエレン・ペイジも出てるらしいし、これはまぁ観るしかないということで、最近レンタルになったばかりのを借りてきて観賞しました。
結論から言うとですね、いつもの感じというか、人生紆余曲折あるけどまぁそういうもんだし、いい時もあれば悪いときもあるし、人生万事塞翁が馬的なね、そういうのもあるし、欲望は付きないけど、富める者も貧しい者も等しく満足することはないわけで、まぁ両方満足しないんだったら富めるほうがいいっちゃいいよね、それでも結局満足はしないけど。
というようなですね、最高なお話でございました。
今回複数の登場人物達の群像劇でストーリーは進行するんですけども、ほとんどの話が荒唐無稽というか馬鹿馬鹿しくてね、特にシャワー浴びながらじゃないとうまく歌えないからシャワー浴びながらオペラ歌う話とか、突然意味不明に有名人になったサエない男の話とか、まぁコメディだとしてもベタベタな話ですよ。
ウディ・アレンだからなんとか成立しているんであって、普通に作ったら単純に馬鹿馬鹿しすぎてむしろ怖いですよ。
でもこれはまぎれもなくウディ・アレンが監督した映画であって、もうその事実は動かないので、映画そのものというよりは、ウディ・アレンが監督しているから、ウディ・アレンの作風はこんな感じだから、というのはもうプリセットされてしまっているので、公平には評価ができないです。
だからですね、ペネロペ・クルスは未だにすごいカラダしてるなーとかまぁそういう感想になります。
いいですよね。
なんかもうムチムチな衣装で、娼婦の役で、またこのツンデレな感じの娼婦がすごい上手いわけですよ。
ここばかりは単純にウディ・アレンの欲望が出てるだけなんじゃないかな、と思うくらいペネロペ・クルスはいい感じでした。
あとジェシー・アイゼンバーグもですね、風貌もさることながら演技もまるでウディ・アレンのようで、『ミッドナイト・イン・パリ』のオーウェン・ウィルソンの時も思いましたけど、ウディ・アレンももう歳で恋愛は難しいので、完全に自分の演技が出来る俳優を探してる感じがしましたね。
未だに毎年一本ペースで作品を発表してくださっているので、新作が出る限りは観続けていきたいと思います。
お疲れ様です。