風がすごく強いのでお気に入りの漫画についてまとめたがる概念
お疲れさまです。関東地方は本日夕方から強風が吹き荒れておりまして、それはもうえらいことになっております。
全然関係ないですが、昨日激重になっていたMacBook proが『Macが遅くなった時にするべきこと23』みたいなやつ読んで圧倒的なスピード感を持った機体に生まれ変わったので、平日ですが更新したいと思います。
と言っても、もうあんまり固いやつは書きたい気分でもないので、こたつにぴったりな最近のおすすめ漫画でも紹介していきたいと思います。
『危ノーマル系女子』真田ジューイチ
既刊1巻ですが、1巻が発売されたのが今年の1月くらいだったと思うので、一刻も早く続刊が出てほしいところです。
ストーリーを簡単に説明すると、女に全く興味のないクールな主人公シンヤくんが、ツンデレ・ストーカー・SM・殺人鬼・ヤンデレ・吸血鬼な女の子達と過ごす日常を描いた作品です。
これだけですと、よくあるハーレム日常系の亜種のような感じに聞こえるかも知れませんが、とにかく登場する女の子が割りとガチで痛い感じなので、どちらかというと主人公のシンヤくんに同情します。
まぁ作品のタイトル通り、危険でアブノーマルな女子が沢山登場するだけで私はいいのです。いいんです。
『惨殺半島赤目村』武富健治
同時に連載している『ルームメイト』もメチャ面白いですが、やっぱり私は武富健治作品には「笑い」を求めてしまうので、こちらの作品をおすすめしたいと思います。
ただ作品のストーリー自体には全然笑いの要素はありません。
人里はなれた陸の孤島に若き医師が赴任して、そこで起こる事件や島の秘密をーみたいな感じの作品ですので、基本的にはサスペンス的な作りではあります。
しかし、『鈴木先生』がそうだったように、武富健治作品は絵柄とセリフのミスマッチや、変なディティールによって、すごくシュールな笑いを提供してくれます。
例えば主人公の医師なんですけど、右手にDAIGO的なフィンガーグローブをつけているんですね。
なんで?みたいな疑問しか浮かばないし、そんな格好で色々真面目に島の人々とやりとりされたり謎を少しづつ解明されても困るわけです。
あとやっぱり表情ですよね。武富健治作品の登場人物独特のこう、一気に顔面にグッと力が入ったような、子供が一気におっさんに見えるぐらいの力の入った顔にはいつも少し笑ってしまいます。
『はるまげ』なにわ小吉
週刊少年ジャンプで『王様はロバ』を連載していたなにわ小吉先生の新作です!!!
それだけでもういいのではないでしょうか。
残念ながら2巻で完結してしまいましたが、みんなこの単行本を買って、少しでもはやく小吉先生の新作が読める環境を整えるべきだと思います。
一応ストーリーを簡単に紹介すると、
宇宙の端にある小さな惑星が舞台で、その星で最もエライとされる「キャプテン」になるために、県次と義経の兄弟が遊説の旅を進むっていう、まぁそんな感じの面白いやつです。
でもそういうことはもうどうでもいいんです。結果「キャプテン」も後半どうでもよくなりますし、どうでもいいと思います。とりあえず『王様はロバ』を読んでいて、少しでも理性が残っているのであれば読むべきだと思います。
『地球戦争』小原愼司
まぁ『宇宙戦争』なんですよ。
なんですけど、なんですけれども!なぜにこれほど面白いのか!!
とあまり使ってなかった!を連発するほどに面白いです。
万国博覧会に沸く大英帝国絶頂期の倫敦を舞台に、孤児院で暮らす少年オリバーと上流階級の少女・アリスが、圧倒的な絶望の中でとにかくがんばる!火星より飛来した三脚砲台!蠢く吸血怪人!
とまぁこんな感じですし、『二十面相の娘』の小原先生ですし、まず面白いです。
『きみが心に棲みついた』天堂きりん
世の中恋愛的に悪い男はごまんといると思いますが、その悪い男が悪い男であるための絶対条件として、その悪い男に騙され、傷つき、騙されてるとわかっていても悪い男から離れられないダメな女の存在が必要だと思います。
これはそんなダメな女が主人公の漫画ですので、基本的にはずっとイライラし続けることになります。今3巻まで出ていますが、巻を追うごとにイライラがつのり、投げ出したくなります。バカっ!もうそんな男やめとけって!もぅ、またおんなじ手に引っかかってるやん。。それでも読みたい。早く続きが読みたい。もはや離れられない。
そんなダメな女にイライラさせられるとは分かっていても離れられない読者を増産する、悪い漫画だと思います。
『スピリットサークル』水上悟志
正直に言って『惑星の五月雨』はそこまでノレなかったんですよ。読んでいてすごく既視感があるというか、ドラマの盛り上げ方や結末についても読むうちにある程度想像がつくというか、まぁそれでも最後まで読みましたし楽しめましたが、そんな読者にもこの『スピリットサークル』は激しくオススメしたいと思います。
簡単に言うと輪廻の話です。
主人公の風太くんはちょっぴり霊感の強い普通の中学生なのですが、ある日転校してきた少し変わった鉱子という女の子の側に、常に背後霊がいることに気づきます。そして何気ない会話の中でそれを鉱子に伝えてしまうのですが、、
ここから主人公の風太くんは7回死ぬことになります。(といってもまだ2巻までしか出てないので4回ぐらいしか死んでいませんが)
つまり、風太くんと鉱子ちゃんは前世からの因縁の間柄であり、それを鉱子ちゃんは知っているのですが、風太くんはそれを知らないため、原始の過去から数代かけたその因縁の歴史を追体験することになるわけです。
まぁあんまりピンとこないかとは思いますが、読んで損なしだと思います。
『ブレット・ザ・ウィザード』園田健一
私の最も好きな漫画家の一人である園田健一先生の今のところの最新巻です。少なくとも30巻くらいは出てほしいなーと思っていましたが4巻で終わってしまいました。これほど悲しい経験はしばらくなかったので、完結!の帯を観た時には本当に落ち込みました。
園田健一作品の絵柄が古いとかいうやつは本当に頭がおかしいとしか思えない。
スーチーパイの人でしょ?とかいうやつもまぁその通りなんだけどとりあえず『ガンスミスキャッツ』と『砲神エグザクソン』を保存用と読む用に2巻づつ買えやと言いたい。
でもまだ園田健一作品を読んだことのない人のために、最高にイケてるところをいくつか挙げるとすると、まず、
銃・車へのこだわりが半端ない
その説明いる!?そこまで書き込む必要ある!?というほど、ほとんどフェティシズムと言っていいほど銃・車に関する言及が多いです。
ロリ要素・オッパイが必ずある
確実と言っていいほど作品に登場する幼女と巨乳の女性。もう説明はいらないはず。
映画的なコマ割りのうまさ
これ導入部なんですけど、このロングショットからの寄り!カット割り!たった1ページでこれだけ雰囲気が出せるなんて尋常ではないと思います。
とまぁさくさくと紹介しましたが、また暇があれば自分のメモ用にもまとめたいと思います。
それではこの後買った漫画でも読みながら寝ます。
お疲れ様でした。